はい桐沢です
みなさん最近ワクワクしてますか?
こんな大の大人が言い出すようなセリフではなさそうなんですが、僕らが生きていく上で非常に大事な事です。
もしワクワクがなかったら今の世の中は今とは少し形が違っていたかもしれません。
今回は僕が一番大事にしている事「未来にワクワクする」
そんな子供みたいな話をしてみたいと思います。
最新のiPhone
最近のみなさんの興味の的はなんでしょうか?
僕はあまり日本の情報が入ってこない生活を送っているので詳しい事はわかりませんが、パンデミックが始まって以来、ワクワクする事は以前より少なくなったかもしれません。
そんな中、先日iPhone12がAppleから発売!
ちょうど僕はパソコンの買い替えを検討していたので、Appleの情報にアクセスする頻度は増えました。
その中でたまたま目にした情報の中にこのような記載が
『Appleは魅力的ではなくなった! 昔の方がもっとワクワクする製品を出していた」
うる覚えですが個人のブログとかではなく、しっかりとしたライターさんが書いた記事
なるほど、確かにAppleから感じるワクワクは減りました。
僕もいまだにiPhone7を使っています、、、。
ワクワクしない理由
僕がiPhone7を使い続けているのは、ワクワクする製品をAppleが出さないだけの理由ではなく、
僕の日ごろ行なっている活動ではiPhone7で事足りますし、毎年10万円近い新しいiPhoneへの出費が馬鹿馬鹿しい、、
同じような考えの方はきっと多いでしょう。
では本当にワクワクしなくなったのはAppleの製品開発の怠慢?だけなのでしょうか?
刺激に慣れてしまう
僕が高校生の時に携帯電話が普及し始めました。
その時はまだ珍しい物で、ある意味で携帯電話を持つことがステータスでもありました。
もちろんその時の携帯は今のようはiPhoneではなく、電話しかできない
「theガラケー」
覚えていませんが僕もその時代は電話が鳴るたびに、ここぞとばかりに見せびらかしトークをしたと思います。
この時は「theガラケー」に意味は違うかもしれませんがワクワクした事は確かです。
もしその時に今のiPhone12が空から降ってきたら、大騒ぎになっていた事は間違い無いでしょう。
ここから言えるのは、けしてワクワクしなくなったのは
「Appleが魅力的な製品を出さなくなった」
のではなく
「僕らの感受性がテクノロジーの進化に慣れてしまった」
とも言えそうです。
真実に向かう者
遠くない昔、地球はこのような形と信じられていました。
大地を亀と象が支える
いわゆる地球平面説
それ加え当時の人は地球を中心にして太陽や他の星が回っているという「天動説」など今のテクノロジーで完全に解明してしまう前の世界観の中で生きていました。
そんな中、先程の地図の先に興味を持った人がいます。
地球は丸い
そんな今では当たり前で、誰も疑わない話に挑戦した人が実際にいる。
この時の彼が船を進めたのには様々な理由はあると思いますが、
「その先には何があるんだろう」という好奇心やワクワクが彼らを突き動かしたのは想像するのは容易いです。
正解が近すぎる
子供の時にワクワクした「冒険」や「探検」はいつの間にかテクノロジーの力で正解を即座に知れるようになり
「途中で迷いながら解決策を見つける」こんな事をしなくて良くなりました。
近所の探検などしなくても、そこに何があるかをiPhoneは即座に教えてくれます。
「海の向こうには何があるのか?」とワクワクする事もなく、地球の裏側の写真を即座に見つけてきてくれます。
僕らはテクノロジーにより便利になり何かを失ったと言えます。
それは「不便によって存在していた好奇心やワクワク」
けして「Appleが魅力的な製品を出さなくなったから」僕らがワクワクしないのではなく、
「僕らの不便がほぼ解決されてしまった」
からワクワクしなくなった。
テクノロジーの先に何がある?
僕らは人間の力『リズム感』にもテクノロジーを入れ便利にしてきました。
メトロノームもリズム譜面もある意味、数字というデジタルで作られたテクノロジーです。
今はお金を出さなくても即座に無料のメトロノームアプリをダウンロードできます。
ProToolsで録音すれば簡単に間違いを直せます。
僕らが便利を求めた結果、リズム感に関するものにも全てテクノロジーが入り、不便な事は極端に減りました。
それと同時に「不便によって存在していたワクワク」も消え失せようとしています。
便利を取り払う
はたして僕らはこのワクワクを失いつつある状況で、リズム感というものに本気で切り込めているのでしょうか?
テクノロジーで切り込めるのは数字までです。
しかし「リズムは数字ではない」とはみなさんもなんとなく分かっていると思いますが、
僕らの習ってきたリズムは数字ですので、僕らの知識としてのリズム感は数字が限界です。
僕らはこの数字を使い便利にリズムを学び続け、そのなかで今でも音楽を演奏しています。
この便利を取り払う
この先に何かワクワクする事がある気がします。
リズム感は僕ら人間の生まれ持った力であることは間違いなさそうで、
自然や人間のまだ知らぬ力 これにはワクワクは止まりません。
ワクワクする事は誰にでもできます。
音楽は世界につながる
僕の言葉ではないのですが
「音楽を知るということは世界を知ることになっていく」
こんな素晴らしい音楽というツールを演奏技術の中だけの話で終わらせてしまうのはもったいない。
人生を楽しむのであれば、テクノロジーや技術を追い求めるだけが僕らの生きていく道ではなさそうです。
今日のLAからはこんな感じです。
みなさま良い1日を!
桐沢でした!
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