アナログ感を鍛えよう

はい桐沢です! 
 
リズム感とは人間の感覚であることは間違いなさそうですが、後から教育の中で僕らはリズム感を西洋式の方法の数字で習って来ました。
 
しかしリズムは数字ではない事は僕らはなんとなく知っています。 
 
リズムトレーニングもメトロノームという数字で作られた機械で人間の感覚を矯正する事を目的にし、これこそが正しい正確なリズム感を習得する方法となっています。
 
その考えで様々なトレーニング法が試されています。
 
しかしこの方法はもう何十年と僕らは続けていますが
 
このリズム感の矯正は果たして効果があって、上手くいっているのでしょうか?

ギャップの存在

リズム感というアナログな人間の感覚、しかしトレーニングはデジタル(数字)
 
僕らはこれを
ジャスト
前ノリ
後ろノリ
ためる
前後にズラす
縦ノリ
横ノリ
など様々な言葉を使い、なんとかこのデジタルとアナログのギャップを説明しようとしています。
 
しかしこれは人間の感覚なので同じ言葉を使い説明するのはかなり難しく、これによって混乱が産まれるのも事実ではないでしょうか?
 
*これらの言葉は僕が活動する🇺🇸範囲内では聞いた事のない言葉です レイドバックとは違います。
 
これらの言葉は決して悪いものではないのですが、全て楽器から逆算されたもので、リズムから導き出した言葉ではなさそうです。

アナログ能力

最近僕はリズム感は人間の第6感的な物と感じています。
 
これは完全にまだ仮説なんですが
リズム感=振動を感じる能力
これを身体で感じるという事を基準に練習を組み上げたり、日頃から生活をしています。
 
ここは胡散臭い話でもなんでもなく、音は空気中を伝わってくる振動です。
 
そんな振動を使ってリズムをチューニングするブログも書いています
 
「リズムのチューニング」

振動に反応

僕らの身体はどんな時も振動を感じています。
 
寝ている時も振動で目が覚めるということがあるので、24時間感じているとも言えそうです。
 
この振動を感じることを利用してるのがマッサージ、ジェットバスとか遠赤外線(これも量子論の中では振動、波だった気が)
 
などの気持ちい良い側面と気持ち悪い側面(いい例えがない、乗り物酔い?違うなぁ)
 
*ナチスは振動で人間の骨を折るという恐怖の実験をしていた、リズムのダークサイドの使い方と言えそう
 
振動を感じると最低でも二つの反応を僕らはします。
 
簡単に言うと
振動を的確に感じていると気持ち良い
振動が的確に感じれないと気持ち悪い
みなさんも分かると思います。

ギャップを埋める

僕らが扱うリズム感は完全に前者です。
 
気持ち良い状態がリズムにハマっているとして、トレーニングでこの状態に持っていくことができたら、リズム感と格闘する事はないはずです。
 
僕が行っているトレーニングは(趣味?)この「気持ち良い」を身体が知る事で、リズムの中にハマった状態を「気落ち良い」という物差しで判断する。
 
気持ち良いと感じるアナログな僕らの感覚
 
これこそ先程の
「リズム感というアナログな人間の感覚、しかしトレーニングはデジタル」
このギャップを埋めそうです。

快感に引き上げる

僕が行っているトレーニングとも言えない趣味がこのギャップを埋めるのに役に立ちました。
 
それは僕が持っている「性癖」?とも言える物です。
 
それは
 
「振動」を身体に響かせると事を「快感」レベルに引き上げた(笑)
これが僕には効果的でした。
 
やり方は簡単で寝る前に振動でチューニングできた音楽を耳栓をし骨伝導ヘッドフォンで聞いています。
 
ここでポイントは振動の波だけを感じ、4分の4とか何小節とか一切区切りや仕切りを入れない。
 
何回か紹介しているのですがオススメはこのCD 
 
リズムが完全に振動でチューニングされています。
 
リズムを頭で分析せず、身体が感じるように任せる。
 
振動で身体が気持ちいという方向に持っていくだけ。
 
身体がその快感を知る
骨伝導ヘッドフォンを使うことで聞こえる音は全て振動になります。
 
その振動を聞き逃さないために耳栓が効果的です。
 
ちなみに僕が使っている骨伝導ヘッドフォンはこちら 
 
耳栓はこんな感じのカナル型がオススメです。
*ここに紹介している物をリンクを踏んで買っていただけると僕に25円とかの紹介料が入ります。ぜひ支援としてご理解していただけるとアメリカで無職の僕は助かります。

実際の演奏

快感を振動で感じているので、演奏中なども振動を感じて快感に持っていければリズムと格闘する事はないのかもしれません。
 
この動画の彼ら、複雑なリズムを一糸乱れる事なく操り僕を圧倒します。
 
しかしリズムと格闘する姿は全く見えません。

歌う
踊る
身体を叩く

これらを行うことでどれだけの振動が身体に伝わるか!

なぜ彼らがここまで一糸乱れないか?

ここを

練習をたくさんしたから

ではなく

僕らとは違うリズムの感じ方をしている

彼らの音楽を骨伝導ヘッドフォンで振動で聞き、メトロノーム代わりにもしています。
 
ここから僕は実際の演奏現場ではリズムは身体に任し、他の事、例えば譜面を読むとか、ダイナミックスとか楽器のチョイスとかリズム以外のことを頭で分離して考えるようにしています。
 
言葉にすると一見難しそうですが、要は身体が気持ちいと思っていればリズムは安定していて、それを信用出来るから他のことを考えられる。
 
リズムは身体に任す
 
どっちにせよ振動を快感と思う性癖はあって損はないです。
 
LAからは今日はこんな感じです!
 

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